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AI・機械学習
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Gemini CLIを使ってみた

6月25日、GoogleがGemini CLI を公開した。 開発者向けツールとして、ターミナル上でGeminiモデルとやり取りできるという触れ込み。 Claude Codeを意識した構成で、「ローカルでもAIと会話しながら開発できる」世界を目指しているようだ。 インストール後APIキーを設定する...

2025/06/28 09:00
むらかみ
Gemini CLIを使ってみた
6月25日、GoogleがGemini CLI を公開した。
開発者向けツールとして、ターミナル上でGeminiモデルとやり取りできるという触れ込み。
Claude Codeを意識した構成で、「ローカルでもAIと会話しながら開発できる」世界を目指しているようだ。

インストール後APIキーを設定すると、すぐにターミナル上でGemini 1.5Proを呼び出せるようになった。

試しにいくつかのコマンドを実行。
「HTMLでカフェのWebページを書いて」と指示すると、数秒でコードを出してくれる。
生成内容はそこそこ良く、文法的な破綻はない。

ただ、実行ログやコード修正のやり取りはやや不安定。
コードの途中で文脈が切れたり、再生成時に構造が変わってしまうこともあった。
会話としてはスムーズだが、“開発アシスタント”としての精度はまだ荒削りな印象だった。

Gemini CLIは、Google製らしく反応が安定しており、生成速度や英語のコードコメントの品質も悪くない。
しかし、Claude Codeと比べるとまだ一歩劣る。

Claude Codeは、複数ファイル構成の理解やリファクタリング、テストコード生成などの「開発プロセスをまるごと扱う力」がある。
一方、Gemini CLIはまだ「単一のコード生成」にとどまっており、プロジェクト全体を見渡すような知的補助までは届いていない。

それでも、Gemini CLIが登場した意義は大きい。Google公式ツールとして統合が進めば、
ColabやVS Codeとの連携
ローカルLLMとのハイブリッド運用
といった展開もあり得る。
今回のリリースは、あくまで“第一歩”だと感じた。

現時点では Claude Codeの方が完成度は高いが、Googleのスピード感を考えると、Gemini CLIも半年後にはまったく別物に化けていそうだ。

Gemini CLIは、まだ実験的なツールという印象。
しかし「Googleが本気でCLIベースのAI開発支援に参入した」という事実だけで、開発者としてはワクワクせずにはいられない。

今後のアップデートで、Claude Codeと本気で競り合う未来を期待したい。

むらかみ

AI・機械学習分野の専門家として、企業のDX推進をサポートしています。